白米急速炊きの夢

そうだこれはゆめなんだ

2016/6/18,19o川n俣川(o小屋まで)

 

itknに「沢登り行きませんか?」と誘われて沢登りに行ってきた。

と言っても、特に行くあてがなかった為に、「新潟の渓流と釣り」という本から泊まりで簡単で釣れる沢を適当に見繕ったため、滝を登ったり高巻きをするということはなかった。むしろ破線道ではあるが、泊まる予定のo小屋まで登山道が伸びており、途中から沢に降りて釣りながら遡行するという計画だった。計画だったというか、o小屋まで登山道で行って、上部を釣るかとか、臨機応変に(もしくは無計画に)楽しもうという感じだった。

しかも釣りはしたかったがメンバー4人のうち釣り経験があるのはnmzだけだった。僕はリールやルアーを揃えてウキウキで行ってきたが、途中リールの使い方はわからないわ、ラインが絡むわ、ルアーをロストするわ、挙句には転んでロッドが折れるわでまったく釣りはできなかった。そしてitknはもはや竿を用意していなかった。

 

 

1日目、oダムトイレ脇の駐車場で野宿し、朝来たnmzに起こしてもらう。パッキングに時間がかかり出発は7時くらい。たいしたもん蛇?の描いてあるトンネルを抜け、獣の糞だらけの舗装路を行くと赤い橋があり、登山道が始まる。いきなり高度感のある、というか落ちたら死ぬ谷沿いのトラバースだった。草も刈られている感じはなく、足元が見づらかった。この道は最後までこんな感じで落ちたら死ぬ感じで、1時間毎に平地に出るという感じだった。

2時間ほどで10時くらいにk沢の沢床に降り立つ。k側に大きく回りこむため、ロス感が大きい。そこから登り返し、またトラバースの道。途中白いポールがあった。回りこむ前、松?の木がある少し開けたところから見えた水位計測のやつみたいな人工物?建物?の目印とか?と思う。

この少し先に、n俣出合に降りられると思われる分岐があったが、行きの時には誰も気付かなかった。

計4時間位歩くとj平に出るが、この辺から倒木がかなり多く、乗っ越したりくぐったり、かなり消耗する。j平の手前、k沢とは別の沢床に降りた時におじさん2人組に抜かされた。このおじさんたちとはo小屋でも一緒で、あとでたらふくご馳走になる。この沢床で右手にマダニが付いていて払った。刺されていないと思ったが、刺されていたようで跡がまだ消えていない。口器が残ってる?

j平を抜け、進むにつれて草が高く悪くなっていくトラバースの道を行くとz沢出合に出て、ここから沢を遡行することにする。下調べではo小屋手前は登山道が崩落しているとのことで、通らないつもりだった。というか、暑いし道は悪いしで限界だった。水に浸かりたい。

大休止中、nmzが竿を出し速攻で8寸くらいのイワナを釣り上げる。itknが大興奮し「神か!」と言っていた。実際nmzしかこの後釣らないのでガチで今回の神だった。

z沢出合からすぐに深い釜のある2mくらいの滝があり、nmzが釣った後、胸まで浸かって右岸をへつって取り付いて登った。これ以降o小屋まで、登るような滝はなかった。

この先はたまに胸まで浸かったり、大きな流木を乗っ越したりがあるくらいだった。

nmzは順調に釣り上げていた。彼が竿を持ちながら歩いていたので真似したら何回も転びしまいには竿が折れた。揃えた釣具はうまく使いこなせず、釣りに対する見込みと準備の甘さを痛感した。転んだ時に股間を強打し、不能になるのでは?というくらいの痛みで、それが心配で小屋までの道のりはあまり覚えていない。

本流は顕著で沢筋を間違うことは無さそうだったが、itknの地図アプリが現在地確認にすごく役立った。奴は道覚えも良く、沢のカーブの回数も把握していてさすがだと思った。

沢の中に吊り橋が見え、o小屋の辺りまで来たとわかる。沢はゆっくり登ったし、ライン絡んだのをnmzに直してもらったりしたので沢に降りてから4時間近くかかった。小屋に16時くらい。かなり時間のロスに貢献した。迷惑をかけたと思う。

 

 

小屋に着くとおじさん2人のものと思われる荷物があった。濡れた服を着替えて、食事の準備をする。水場?と思われる流れがすぐそばにあったがそばにありすぎて疑う。

かまどがあったのでitknたちが薪を集め、nmzがイワナをさばく。僕は紅茶を沸かして神々の山嶺ごっこをして力尽きた。nmzの持ってきたのこぎりで木を切って大きさを整えるのをちょっとだけ手伝って火おこしをする。小屋の上に枯れ草が多く焚付けに使えた。

おじさんたちが戻ってきたのでかまどで焚き火をしていいか聞いてから火つけを始めた。

 

nmは水場がちょろちょろすぎたので、強い流れで洗い物をするために一旦沢に降りたらしいのだが、そのとき足を滑らせてドボンしたらしい。滝までは行かないけど瀬を流されそうになり死にかけたらしい。ナイフとコッヘルを失い、イワナも流したがイワナは回収したとのこと。

乾いた服を全部濡らしてしまいボー然としていた。服を乾かしたいとのこともあり、火を安定さすのを任せる。そのままイワナ焼きも任せる。本人の希望ではあったけどたくさんのイワナを用意してくれた神にも等しいnmzに対して、かなり仕事をさせたと思う。神ならバチを当てると思う。

他のメンバーは米を炊いたり水を汲んだりした。nmzは結局後でパンイチのがあったかいということで小屋ではティーシャツとパンツで過ごしていた。

 

itknは食担だったが、「あーこんなにイワナあったら他のメシなんか食えないよ!」という状態を想定して食料は八分目くらいの用意しかしてきていなかった。その代わりスイカを持ってきていた。

今回の4人目である新人は余裕がなくて酒なんか持ってこられないだろうと思ってitknは余分に酒も持ってきていたが、新人のriはまったく喜んでおらず、それがすごく面白かった。

nmzを見ると火にあたっていたから身体から湯気が出ていた。

 

おじさんたちも夕食を食べ始めていたのでぼくらもメシを盛り食べ始める。

 

ごはん

イワナの漬け

オクラかつおぶし醤油

水餃子

すいか

イワナ塩焼き×7

 

これだけでお腹いっぱいだったが、さらにおじさんたちは自分らは作るだけでほとんどぼくらにくれた。

 

うるい(沢でとって茹でて酢味噌まじうまい)

イワナのバタームニエル(抜群にうまい)

イワナの漬け丼酢飯に大葉(大量にくれて、しかも抜群にうまい)

 

itkn「漬け丼食ったのuingさんの漬けの後でほんと良かったですわ〜!!!」「uingさんのもまあ食えるけど、もしおじさんたちの漬け丼の後に食ってたら絶対う〜ん、これ・・・う〜んってなってたもん」「ほんとこっちが後で正解〜!!」

 

 

おじさんたちは関東の方の山の会で沢登り中心にやっているらしい。今回は沢には降りず、ずっと登山道を来たらしいがゼカイ沢出合より先の道はひどかったらしい。

ぼく自身あまり強くないため下手に話すとにわかがバレるので踏み込めなかったがかなり強そうだった。

うるいとか、山菜を覚えるのも必要というか、覚えたらきっと楽しいと思った。おじさんたちは虫除けも炊いてくれてありがたかった。

たらふく食べて飲み、充実した夕食だった。

 

食・即・寝

 

おじさんのひとりは寝た5秒後くらいにいびきをかきはじめていて、寝るの早!と思った。明日の関東への帰路を考えるとおつかれさまだと思う。

ビールも飲んでめっさお腹一杯だったが、骨酒だけ飲みたかったので火のそばへ行きnmzは乾かしながら少し話す。

 

少しすると寝てたはずのitknが小屋から出てきて

「ちょっと・・・吐いてきます・・・・・」

最後にせっかく持ってきたのにと思って飲んだ高いビールで完全にお腹がぱんぱんになったらしい。

藪の中に消えた。

 

「・・・・ぉエっ・・・」

「・・っ!・・うォェエ!!・・・」

 

ぼくnmz「・・・ww」

 

 

 

「・・エっ!・・オロラロロろろっ!」

 

ぼくnmz「wwwww」

 

 

 

 

「・・おっ・・ぇっふっおろろろろろろろろらろろ!!!!!」

 

 

ぼくnmz「wwwwwwwwwwww」

 

 

 

 

「・・ハー・・・ハー・・・」

 

 

 

 

 

ぼくnmz「・・・・だいじょぶか・・・?」

 

 

 

 

 

 

「おろほろろろろろろろろらろろろららろらろらろろろろろろろららろろろっっっれ!!!!!!!!!」

 

 

ぼく、nmz「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

 

 

 

 

 

2日日は7時に起きた。帰るだけだが、後半雨が降ったことを考えると早起きしておくべきだった。

おじさんのひとりは朝釣りに行っていた。出発はぼくらの方が後だったが、あまり変わらず9時前後に出た。おじさんたちに小屋使ったんだから皆もその辺のガス缶のゴミとか持ち帰ってくれなと言われ、1人2個くらい空きガス缶を持ち帰ることにする。実は小屋にはデポなのかポイ捨てなのか、ほとんどは空だからポイ捨てであろうガス缶が大量に放置されていた。来た時より綺麗にというのは山で最初に教わったけれど、言われるまでまったく持ち帰ろうとは思っていなかったため、ハッとしたし、ちょっとバツが悪かった。山を今後もやっていくなら、こういうおじさんにならないといかんなあと思った。

朝ごはんを食べ、燃えるものはかまどで燃やし、火を消して出る。

itknはすいか酒が無くなりだいぶ軽くなったみたいだ。riとぼくは食料をそんなに背負っていなかったので来た時と変わらなかった。ぼくは結局使わなかったロープを捨てたかった。ガス缶の話の手前、もちろん冗談ではあるが捨てたかった。nmzはナイフとコッヘルの捜索に先に出ていた。

沢に降りるとnmzがガッツポーズしていた。どっちもあったらしい。

今日は少なくともn俣出合までは沢を下降することになった。おじさんたちによると、釣り人が釣り上がれるくらいだからそこまでは大きな滝もないだろうとのことだった。それ以降はわからないがあの登山道は歩きたくないと話していた。

 

結果はというと、n俣までは順調に下降でき、ここまで5、6時間というところだった。

滝もz沢すぐの滝しかなく、そこは高さもなかったのでドボン!でクリアし、あとはザバザバ歩き、流木を乗っ越したり、背を流されれば良かった。o小屋までは水量が多くなさそうであればn俣から遡行した方が登山道よりも楽そうだと思った。

n俣より下も行けそうだったが、登山道に復帰できるのがここしかなさそうだったので、一応ここから登山道へ合流を図る。少し沢を登り返し、nmzがすぐに踏み跡らしきものを見つける。やはり神だった。踏み跡の先にはテント1つ分くらいの快適そうなテン場と焚き火跡があり、さらに登って行くと、白いポールより少し行ったところの登山道に出た。ここからは大汗をかきながら2時間ほど歩いて赤い橋まで着いた。途中雨に降られ、カッパを着たので蒸した。だらだら舗装道路を歩きながら今回の感想を話した。itknは行動食が少なく、シャリバテの恐怖と戦っていたらしい。「いやほんとレーション足りない奴とかくそだからね!ギリギリまで言いだせませんでした」

実はぼくも少なかったので、かなりグサッと来た。俺も少なかったんだよねーとはなんとなく言えなかった。早く車に戻って食べかけのカレーせんべいが食べたかった。

 

 

帰りはゆ〜むという温泉に寄って、あしらでラーメンを食べてnmzと別れた。

 初めての釣りとか、慣れないことをしなければもっと楽しかったと思う。行動以外の不安要素を作りすぎて、終わった直後は大変だったと感じたけど、登山道は悪いが、沢自体はイージーで、まあまあ長い行程の体力さえクリアできれば釣りもできるしいい所だと思った。渓流釣りの本での評価は高かったから当然だけど、確かにいい所だった。

 

 

今回の反省点

 

ロープはもっと軽量なもので良かった

ハーネス、ガチャはザック内で良かった

マダニ等、虫除け必須 

行動食多めに

のこぎりがあると便利

釣竿の収納方を考える

米を忘れない

ザックのウエストベルトは外さない(ラッコ泳ぎがしにくくなる)

地図アプリがすごく便利

ザックに水抜け穴をハトメとかで開ける

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